【日干支】「丙子」の性格・特徴・恋愛・適職・有名人など【六十干支】【四柱推命】

六十干支のひとつ「丙子」について解説していきます。

「丙子」
日干支が「丙子」の性格・特徴
日干支が「丙子」の恋愛・結婚
日干支が「丙子」の適職
日干支が「丙子」の有名人

「丙子」

読み方	ひのえね、へいかのねずみ
干支番号	１３
天干	丙(=太陽、大火)
地支	子(=真冬、水)
象徴	真冬の太陽、水面を照らす太陽など
十二運	胎
空亡	申酉
納音	潤下水
異常干支(算命学)	－
三業干支(算命学)	－
その他	－

日干支が「丙子」の性格・特徴

「丙子」の性格・特徴をわかりやすくまとめると…

point

真逆の性質を併せもつ
頭の回転が速くて個性的
独立独歩
面倒臭がりな気分屋
特別な使命がある

真逆の性質を併せもつ

太陽のような明るさを表す「丙」と、海などの大きな水の集まりや、季節でいうと真冬を意味する「子」。その要素を併せもった「丙子」は、“真冬の太陽”に例えられ、自分自身の中に真逆の性質を同時にもつのが特徴になります。

明るくて情熱的な部分がありながら、もう一人の自分が冷静でドライなので、陽気で話し掛けやすそうなキャラクターに見えて実は警戒心が強かったり、本当は情熱を秘めているにもかかわらず、クールに見せたりします。火性と水性は、最も激しい相剋関係とされるため、バランスよく働けば情熱と冷静さを上手く使い分ける人になれますが、バランスを失えば神経質で不安定な面が表れます。熱しやすくて冷めやすいところは否めませんが、根は純粋な人が多いです。

頭の回転が速くて個性的

情熱と冷静さを併せもつ「丙子」は、知識欲が旺盛で“頭の回転が速い”のも特徴です。記憶力に優れた頭の良い人が多く、独特の感性と美学をもちます。頭の回転が速いうえに、独特の価値観、直感で物事を見ているため、時に周囲が驚いてしまうような発言をしますが、個性的でユニークな印象をもたれることの方が多いでしょう。

そんな「丙子」は、興味をもった物への集中力がとても高く、常識にもとらわれません。独特な発想力や美的センスを活かし、自分にしかできないことでトップを目指そうとするでしょう。一般的な仕事でも几帳面にこなせる人ですが、特にアーティストとして成功できる可能性が高いです。

独立独歩

個性的で常識にとらわれない「丙子」は、人の目や評価を気にしない“独立独歩”の人です。自力の考えや行動に自信があり、周囲が反対したとしても自己流を貫きます。警戒心も強いので、誰にも頼らず、自力で何事もやり抜こうとするでしょう。それにくわえて、元々ベタベタするような付き合いが嫌いなので、「丙子」は単独行動になることが多いです。

また、マイペースなので、人と合わせることが苦手で一人の時間を好みます。頑固で自信家なので、お世辞を言ったり、人から細かく口出しされるのも嫌うでしょう。なので融通の利かない頑固なところや、素っ気ない印象から、付き合いづらい人だと思われる場合も。ただ、誰に対しても平等に接する人であり、ウソや陰口などを嫌う正義感が強い部分もあります。それに本当は“明るくて面白い人”なので、付き合いが長くなるにつれ、好感をもたれるようになるでしょう。

面倒臭がりな気分屋

マイペースでドライなところのある「丙子」は、とにかく面倒臭いことが嫌いな人です。なので、出世や社内の派閥争い、権力争い等には興味が無く、また興味をもった物への情熱は凄まじい反面、興味が無ければ物でも人でも無頓着です。そのため「丙子」は、常に焦ったり、無理をしないでいられる立ち位置にいることが多いでしょう。

そんな「丙子」は、ドライでマイペースな印象から一見何にも動じないような人にも思われます。ですが、実際はとても“神経質で優柔不断”です。クールなようでいて心の中は常に落ち着きが無く、その時の気分でよく喋ったり、無口になったり、短気を起こすなど気分屋で感情の起伏が激しいです。心変わりしてしまうこともあり、女性の場合は、特に精神的に不安定になりやすいとされています。

特別な使命がある

「丙子」は、神様から使命を受けて生まれてきたといわれる“特殊な干支”とされています。生来の直感力や、霊感などを備えていることも少なくないでしょう。徳を積んだ先祖をもつとされ、その恩恵から容姿や知性、財運、名誉運、引き立て運に恵まれたり、窮地に陥っても必ず誰かに助けられるといわれています。

ただ「丙子」は、精神面と比例するように“運勢が不安定”です。何事も最初が良くても長続きしにくい傾向にあり、幸運を得たかと思えば、一転してドン底を味わうことがあります。特に、家庭や異性問題でトラブルを起こしやすく、欲が出過ぎれば、親の財産を使い果たすようなケースも。また、性格的にも毒舌で上から目線になりがちなところが反感を買いやすいため、謙虚な姿勢を心掛ける必要があるでしょう。ですが、心を開けばとても誠実で、困ってる人がいれば助けようとする人です。そのため、元々は人に好かれるタイプです。「丙子」は、一つの事を自己流に極めることで成功する干支であり、その唯一無二の存在感で様々な学びを人へ与えるでしょう。

日干支が「丙子」の恋愛・結婚

明るくて個性的な「丙子」は、頭の回転が速くて何かと器用だったり、また比較的美男美女の傾向もあるため、モテるタイプです。なので、様々な個性の相手からアプローチされて交際が始まるパターンが多いでしょう。ただ、面倒臭いことや束縛されるのを嫌うため、重たい愛情をぶつけてくるような相手とは合いません。付き合えば愛情深い人ですが、そもそもがマイペースでドライな「丙子」は、恋愛よりも仕事や趣味などの一人の時間を大切にします。そのため、そういった部分を理解し、お互いに気を遣わないような相手だと長続きしやすいでしょう。

女性の場合は、愛想のいい、美人で目立つ人が多いです。ただ、穏やかそうな見た目とは裏腹に、干渉されるのが嫌いで、神経質で強欲なところがあります。正直な性格なので、好意をもてない相手とは付き合うことがないでしょう。モテるので異性トラブルには注意が必要ですが、結婚生活では夫と子供を大切にします。タイプは、個性的な人か、教養のある紳士的な人を好むようです。また、面食いな傾向もあります。

男性の場合は、年を重ねても若々しい人が多いです。性格は気まぐれで、ぶっきらぼうな感じもありますが、付き合えば深い愛情を向けてくれるでしょう。でも、一人の時間や自分の世界を大切にしているので、その点は理解する必要があります。何も言わなくてもフォローしてくれるような相手だと、結婚生活も上手く行くでしょう。ただ、親や妻の言いなりになる傾向があります。女性の場合と同様、面食いなので、タイプは容姿の美しい人や、明るくて尊敬できるような人を好みます。

日干支が「丙子」の適職

頭の回転が速くて、直感力のある「丙子」は、感覚で物事を素早く理解できるため、基本的にはどんな仕事でも器用にこなせます。とりわけ几帳面で記憶力に優れる人が多いので、会計士や税理士のような数字を扱う仕事で能力を発揮できるでしょう。また、独特の感性と美学の持ち主であるため、ミュージシャンなどの芸能関係や、芸術、ファッション関係の仕事で特に活躍できます。常識にとらわれない発想力を活かせば、漫画家や作家としても成功できるでしょう。

真面目で正義感の強い「丙子」は、不正を強く嫌うところがあるため、警察官や裁判官などにも向いています。それに口がよく回る人も多いので、弁護士やアナウンサーなども適職といえるでしょう。興味をもった物への集中力がとても高い「丙子」は、自分にしかできないことでトップを目指すので、スポーツでも技術職でも、その道を極めるスペシャリストになれます。

逆に、そんな「丙子」に向いていないのは、人に合わせたり、人と争ったりするような仕事といえるでしょう。マイペースで争い事が苦手な「丙子」は、人を踏みつけてまで出世しようとするタイプではなく、媚びたりもしません。なので、営業職や水商売などは向いているとはいえず、そもそもが出世や派閥争い等に興味が無いので、人間関係が面倒臭くなると、転職してしまうことがあるでしょう。ただ、人と群れるのが苦手な一方、人を仕切る能力は高いため、チームワークが良ければリーダーとして能力を発揮できます。真面目で器用に仕事をこなせる「丙子」は、周囲から頼られる存在になることが多いです。