【日干支】「丁丑」の性格・特徴・恋愛・適職・有名人など【六十干支】【四柱推命】

六十干支のひとつ「丁丑」について解説していきます。

 

 

 

「丁丑」

読み方 ひのとうし、ていかのうし
干支番号 14
天干 (=月、灯火)
地支 丑(=冬の終わり、湿った土)
象徴 晩冬の月、湿った土の上の灯火など
十二運
空亡 申酉
納音 潤下水
異常干支(算命学)
三業干支(算命学) 徳攻の業
その他

 

日干支が「丁丑」の性格・特徴

「丁丑」の性格・特徴をわかりやすくまとめると…

 

point
  • 親しみやすい雰囲気をもつ
  • ギャップがある
  • 感情的になりやすい
  • 芸術的な才能がある
  • よくもわるくも人に好かれやすい

 

親しみやすい雰囲気をもつ

神秘的な月や灯火を表す「」と、冷たく湿った冬の地面の様子から、忍耐強さを意味する「」。その要素を併せもった「丁丑」は、厳しい寒さの中、静かに辺りを灯す“湿った土の上の灯火”を表すため、人々をホッとさせるような“親しみやすい雰囲気をもつ”のが特徴になります。

なので控えめで無口な印象であっても、根が温和で優しい人が多く、共感力もとても高いです。人の気持ちに寄り添うことができるため、悩みを聞いて人を安心させたり、またいつも笑顔で気さくなので、その場にいるだけで周りを和ませることもあるでしょう。それに偏見をもたないので、誰にでも優しく接し、上手く人に合わせることができます。

ギャップがある

温和で親しみやすい雰囲気をもつ「丁丑」は、人の心を開かせるのが上手い反面、自分の事はあまり語りません。のんびりしているようでいて実は警戒心が強く、人の好き嫌いもハッキリしています。表面上は上手く人に合わせていても、本当は自分を偽ることのできない頑固で正直な性格なので、温厚そうでも思ったことをストレートに言ってしまったり、態度に出てしまうところがあるでしょう。

また、一度目標を掲げるとそれに向かって全力で突き進む信念と忍耐強さをもつ丁丑」ですが、一方で“熱しやすくて冷めやすい”部分があるため、何事も長続きしにくい傾向にあります。控えめそうに見えて本当はプライドが高くて反発心も強かったり、平然としているように見えて本当は寂しがり屋だったりするので、様々な面で“ギャップがあるタイプ”といえるでしょう。

感情的になりやすい

様々な面でギャップのある「丁丑」は、普段は温厚で落ち着いた雰囲気ですが、時にその見た目とは裏腹に感情的になることがあります。誠実で我慢強く、不満があっても内に溜めてしまう丁丑」は、控えめに見えても本当はプライドが高いため、あまりにも口出しされたり、押し付けられると一気に爆発することがあるでしょう。また、想定外の事が苦手なので、その際に冷静さを失った行動に出ることもあります。

穏やかな印象をもたれやすい反面、自分の事をあまり語らない「丁丑」は、内面では嫉妬心や恐怖心などの様々な感情を抱いていることも少なくありません。なかなか素直になれなかったり、特に何も起きていないにもかかわらず感傷に浸ることもあるでしょう。ただ、気持ちの切り替えは早い人です。

 

 

芸術的な才能がある

内面に様々な感情を抱くことの多い「丁丑」ですが、それだけの“豊かな感性の持ち主”ということでもあります。冬の月明かりや、凍てつく土の上の灯火のような美しくてロマンチックなイメージをもち、優れた美的センスと芸術的な才能を秘めています。

ゆらゆらと揺らめく火のような不安定さが表現力や創作能力へと繋がり、芸術や音楽などの趣味をもったり、仕事にすることもあるでしょう。「丁丑」は、興味をもった物へは全力でのめり込むタイプなので、本来の忍耐強さを発揮すれば芸術の世界で大成することも可能です。

よくもわるくも人に好かれやすい

温和で親しみやすい雰囲気をもつ「丁丑」は、その優しくて気さくな人柄と、高いコミュニケーション能力をもつことから、非常に人から好かれやすいタイプです。お人好しで相手の心を掴むのも上手く、その好感度の高さから周囲に頼られることも多いでしょう。ただ「丁丑」は、「徳攻の業」をもつため、好きでもない人に好かれたり、人に好かれ過ぎて一人になれないとされています。また、人に担がれやすい反面、一生懸命人に尽くしても心に空しさが残るともいわれています。

そのように、よくもわるくも人に好かれやすい「丁丑」ですが、一方で嫉妬の対象になりやすいという特徴もあります。地味で控えめなようで、実は人を見定める冷静さをもつため、駆け引きやチャンスを掴むのが上手く、自分の有利な状況へ運ばせることが得意です。そのうえ本心は明かさず、思ったことをそのまま口に出すところがあるため、計算高いとか性格が悪いと思われたり、特に女性の場合は美人も多いので、嫉妬されやすいです。そのため、人への言動、振る舞いには若干注意が必要でしょう。ですが、「丁丑」は切り替えが早い人が多いので、ネガティブなことも受け入れることができます。健康には気を付けたほうがいいですが、中年期以降に地位や財を築き、幸せを得られることが多いです。

 

日干支が「丁丑」の恋愛・結婚

いつも自然体で親しみやすい雰囲気をもつ「丁丑」は、相手に安心感や好感を与えやすく、誰にでも優しく接する人なので、男女共にモテるタイプです。でも冷静な性格で積極性にも欠けるので、基本的には自分から行動することは少なく、恋愛に溺れたりすることもありません。ただ、理想の相手に出会うと積極的にアプローチします。やや支配的なところあるものの、好きな人にはとても一途なので、交際に至れば誠実でとことん尽くしてくれるでしょう。

女性の場合は、控えめな性格でハッキリNOと言えないような人が多いです。ただ、美人なうえに相手の心を掴むのが上手く、計算高いところがあるので、男性を翻弄する部分をもっているでしょう。好きになると一途に突き進んでしまうため、不倫などには注意が必要なタイプです。でも結婚後は、家事も育児もこなせる良妻賢母となり、落ち着いた家庭を築けるでしょう。タイプは、スマートな感じで、自分を守ってくれるような人を好みやすいようです。

男性の場合は、穏やかで親しみやすい雰囲気の人と、少しワルっぽい雰囲気の人がいます。ただどちらにしても優しくて、仲間思いの人が多いです。でも時に思わせ振りな態度になってしまうのは注意したほうがいいでしょう。恋愛では、行動的で男気のあるような人を好みやすいですが、結婚となると堅実で経済観念のしっかりした人を選ぶようです。結婚生活では、仕事を優先したり、嫁姑問題で悩まされることもありますが、家庭を何よりも大切にする夫になれるでしょう。

 

日干支が「丁丑」の適職

親しみやすくて人に好感をもたれやすい「丁丑」は、コミュニケーション能力が高く、相手が何を求めているかが理解できる洞察力もあるため、その社交性を活かせる仕事が適職です。営業職や販売職などであれば社交性や話術も活かせますし、面倒見のいい優しい人も多いので福祉関係や教師、保育士などの仕事でも十分に能力を発揮できるでしょう。また、おっとりしているようで実は冷静で堅実な部分もあるため、会計士や税理士などの金銭を扱うような仕事にも適性があります。

 

 

丁丑」は、優れた美的センスと芸術的な才能を秘めた干支なので、芸術や創造性が必要とされるような仕事で成功をすることも多いです。芸術家や音楽家、作家として作品を生み出したり、デザイナーなどの仕事でもセンスを活かせるでしょう。表現力が高く、容姿に恵まれた人も多いため俳優業も適職です。常識的で安定した仕事ができ、また情報収集能力にも長けるので、公務員や秘書なども向いています。

逆に、「丁丑」に向いていないのは、スピード感を求められるような仕事といえるでしょう。マイペースで安定を好む「丁丑」は、想定外の事が起きるとパニックになりやすく、普段の冷静さを失いやすいです。そのためコールセンター等の仕事には向いてるとはいえず、また正直な性格で実行力に欠けるところもあるため政治家等も向いていません。でも「丁丑」は、熱しやすくて冷めやすいところはあるものの、向上心が強く、一度目標をもつとそれに向かって粘り強く努力できる人です。なので、若いうちは目立たなかったとしても年を重ねるごとに着実に前進し、周囲からの評価も上がります。それに、面倒見のいい人柄から人脈が豊富となり、そこからチャンスを得ることが多いです。

適職

営業職、販売職、飲食業、アナウンサー、福祉関係、教師、保育士、会計士、税理士、経理、金融業、経営者、芸術家、音楽家、作家、俳優、公務員、秘書など

日干支が「丁丑」の有名人

井上康生 大和田伸也 小沢一郎 唐沢寿明 川合俊一 清宮幸太郎 佐藤景瑚(JO1) SHUNTO(BE:FIRST) 竹内涼真 田中樹(SixTONES) 長州力 ドン小西 長渕剛 西川きよし 西島隆弘 西野亮廣(キングコング) 彦摩呂 蛍原徹 宮沢和史 JIMIN(BTS) ジョー・バイデン トム・ハンクス

朝日奈央 吉川友 ギャル曽根 栗山千明 杉咲花 田中眞紀子 時東ぁみ 中条あやみ 西野カナ 原田美枝子 hitomi 増田恵子 都はるみ 向田邦子 村重杏奈 山田まりや 山本美憂 吉木りさ