【日干支】「丁亥」の性格・特徴・恋愛・適職・有名人など【六十干支】【四柱推命】

水に浮かぶ灯火

六十干支のひとつ「丁亥」について解説していきます。

 

 

 

「丁亥」

水面を照らす月

読み方 ひのとい、ていかのいのしし
干支番号 24
天干 (=灯火、月)
地支 亥(=冬の始まり、水)
象徴 水に浮かぶ灯火、水面を照らす月など
十二運
空亡 午未
納音 屋上土
異常干支(算命学) 暗合異常干支
三業干支(算命学)
その他

 

日干支が「丁亥」の性格・特徴

「丁亥」の性格・特徴をわかりやすくまとめると…

point
  • 感受性が鋭い
  • 一人が好きな気分屋
  • 頑固な反面、優柔不断
  • 自尊心が強い野心家
  • 波乱万丈

 

感受性が鋭い

神秘的な灯火や月を表す「」と、陰の気が強まる初冬の季節や水を意味する「」。その要素を併せもった「丁亥」は、夜の“水面に浮かぶ灯火”に例えられ、感受性が非常に鋭くなるのが特徴になります。

暗くて寒い初冬の夜に、ひっそりと水面に浮かぶその灯火は、今にも水や風で消されてしまいそうな危機的状況にさらされつつも、どこか神秘的な雰囲気を漂わせます。そのため、「丁亥」は、鋭い感受性や先見の明をもつことが多く、中には霊感が強い人もいるようです。「暗合異常干支」に該当し、六十干支の中でも“最強”といわれるほどのその霊感が発揮されれば、人の心を見抜く等の特殊な能力が活かし、占い師などの仕事で活躍できるでしょう。ですが、勉学に勤しんでいたり、親との関係性によっては、霊感は感じないということも少なくないようです。ただ、“独特の感性の持ち主”であることには変わりないため、アーティストとして優れた才能を発揮することができます。

一人が好きな気分屋

感受性が鋭く、人とは違った価値観をもつ「丁亥」は、ユーモアのある変わり者タイプが多く、周りから引き立てられて人気者になるということも少なくありません。ですが「丁亥」自身は、一人でいることを好む“マイペースな人”です。

感受性が豊かな分、心が揺れ動きやすく、一人で静かに過ごしていたい丁亥」は、人が大勢いるような環境や人と共に行動するのが苦手で、干渉されたり、自分のペースを乱されるのを嫌います。気分や言動がコロコロと変わり、気難しい印象を与えることもあるでしょう。人付き合いは、仲の良い一部の人だけと長く続き、それ以外は淡白になりやすいです。

頑固な反面、優柔不断

独特な価値観をもつ「丁亥」は、自分なりの哲学や正義、理想を追求する、“頑固でプライドの高い”一面があります。なので、目標を定めると途中で投げ出さずにやり切ろうとしますし、自分が良いと思った物事は、人に何を言われようと頑固に貫きます。

世間体や人の目を気にしないため、常識にとらわれない発想ができたり、自分のやりたい事をマイペースに努力していけるでしょう。ただ、何があっても変えようとしないその頑固な姿勢は、男らしくも思われる反面、融通が利かない人だと思われることも。でも、本当は内気なところがあるため、人から強く言われたりすると内心クヨクヨしていたりします。

 

 

自尊心が強い野心家

一人でいることを好む「丁亥」は、人との間に見えない境界線を引いているところがあり、本当の心の内は誰にも見せません。内に“強い自尊心と野心”を秘めていますが、表向きが実直で、喜怒哀楽がそのまま表れる性格なため、周囲からは分かりやすい人だと思われています。

でも実際の「丁亥」は、高い洞察力を備えた“論理的な思考の持ち主”で、気になった事は徹底的に調べる勉強家です。物事を深く分析したり、コツコツ研究に励む博識な人も多いでしょう。感情に左右されず、客観的に物事の流れをとらえることができるので、場合によってはクールに人を切り捨てる部分ももっています。向上心が強く、金銭よりも名誉を求める傾向にあるため、肩書きに弱い面もあるでしょう。

波乱万丈

丁亥」は、異常干支の中でも特に異常とされる「暗合異常干支」のひとつで、その中でも“最も異常性が強く表れる”といわれる干支です。主に、精神面に異常が出やすいのが特徴で、一般常識とは異なった価値観もち、その強過ぎる個性が普通の人からは理解されにくいとされています。冷たい水や風に、今にも消されそうな灯火に例えられる「丁亥」は、“変転変化”を意味する十二運の「」をもつため、感受性が鋭いゆえにとても傷付きやすく、波乱万丈な人生を送る可能性が高いです。

丁亥」は、実直ですが、好悪の感情が顔や態度に出やすく、頑固で言葉足らずなところがあります。気に入った人にはとても優しい一方で、グズグズしているような人を嫌い、キツイ言葉を吐くタイプもいます。そういった人の気持ちを察することが苦手な部分や、人との間に壁を作る部分が原因で誤解を招き、孤独に陥ったり、人生を生きづらく感じてしまいやすいです。そのため、柔軟性と謙虚さを心掛ける必要があり、自分から心を開くようにできると人付き合いは上手く行きやすくなるでしょう。ただ、胎児の星である「」は、現実世界での力量には欠けますが、目上からの引き立て運には恵まれています。そのため、目上の人と関わると運が向上しやすく、それに陽転すると「帝旺」になるので、時に凄まじいエネルギーをもたらし、大きな成功を収めることもありえます。また「丁亥」は、暗い空間を照らす灯火のように、基本的に人助けなどの奉仕に生きると良いとされています。

 

日干支が「丁亥」の恋愛・結婚

気分屋で一人でいることを好む「丁亥」は、その時々の気分や環境で欲求が左右されるため、感覚のままに積極的に行動するタイプもいれば、何年もずっと恋愛をしていないというタイプもいます。ただ、なかなか人に本心を明かさないので、基本的には慎重で、自分からアプローチするということは少ないです。交際に至っても、一人の時間を大切にしたり、自分のやりたい事をやる人なので、相手からすると寂しく感じたり、振り回されてしまうことが多いでしょう。そのため、お互いに束縛をしない、友達のような関係性だと上手く行きやすいです。

女性の場合は、世間体を気にしないマイペースな人が多いです。束縛を嫌い、他人をなかなか受け入れない独自の世界をもつ人ですが、一方で相手から愛されたいとも思う寂しがり屋でもあります。なので、友達以上恋人未満という付き合いになりやすいです。独立心が強いため、結婚しても相手に頼らず自分流の家庭を築こうとします。ただ、女性の場合「異国の花嫁」と呼ばれ、男性と意志疎通をとることが難しいといわれています。そのため、夫をはじめ親戚付き合いでは言動や態度に気を付ける必要があります。タイプは、年上や男らしくて尊敬できる人、細やかな気遣いができる人を好むようです。

男性の場合は、シャイで気難しい人が多いです。ユニークな部分はあるものの、特に初対面では気難しく、あまり恋愛に熱中することは少ない人です。好きになると情熱的にアプローチしますが、趣味や仕事に熱意が移りやすく、相手を振り回してしまいます。結婚してもそれは変わらず、家庭よりも仕事を優勢する傾向にあります。タイプは、自立した人や知的で好奇心旺盛な人を好むようです。

 

日干支が「丁亥」の適職

暗闇を照らす灯火が人々に安心感をもたらすように、「丁亥」は“奉仕に生きると良い”とされ、人助けや人に楽しみを与えるような仕事が向いています。なので、医師や看護師などの医療関係や、人をサポートする教育関係の仕事に適性があり、スポーツジム等での指導、経営にも向いているでしょう。感受性の鋭い「丁亥」は、芸術的な才能をもつことも少なくないため、アートや音楽、メイクやファッションに携わる仕事で能力を活かすこともできます。霊感が強い場合は、占い師として優れた霊能力を発揮させることもあるでしょう。

 

 

丁亥」は、“勉強家で博識な人”が多いのも特徴です。論理的で記憶力が良く、コツコツと研究したり、データを集めることが得意なので、研究職や技術職に向いています。また、分析力に優れるうえに感情に左右されない冷静な判断ができるので、弁護士などの法律関係の仕事もいいでしょう。

逆に、そんな「丁亥」に向いていないのは、組織に縛られるような仕事だといえます。マイペースで束縛されるのが嫌いな「丁亥」は、頑固で人から指示されることが好きではなく、出世争いなども興味がありません。それにくわえ、愛想よくすることも苦手なため、事務職や水商売などは不向きです。元々体力にあまり恵まれていない傾向もあるので、体力勝負の仕事も向いているとはいえないでしょう。「丁亥」は、組織に属すよりも一人でひとつの事を極めたほうが成功しやすく、謙虚さを忘れなければ、才能で大金を得ることも可能といわれています。そのためには、才能を発揮できる環境に身を置けるかが重要になるでしょう。

適職

医師、看護師、薬剤師、医療関係、教育関係、指導者、経営者、通訳、画家、音楽家、作家、陶芸家、メイクアップアーティスト、ファッション関係、占い師、宗教家、研究職、技術職、専門職、弁護士、司法書士行政書士、評論家など

日干支が「丁亥」の有名人

井上陽水 上田晋也(くりぃむしちゅー) 尾崎豊 おすぎとピーコ 亀井静香 黒澤明 桜井和寿(Mr.Children) 品川祐(品川庄司) 杉浦太陽 竹野内豊 辻口博啓 所ジョージ 西田敏行 藤井風 マリウス葉 横山裕(関ジャニ∞) ウォロディミル・ゼレンスキー

井上咲楽 今井美樹 上原さくら 大沢あかね 木下優樹菜 多岐川裕美 戸田恵子 長谷川町子 林真理子 久本雅美 福田沙紀 福本莉子 ヘレン・ケラー