【日干支】「壬午」の性格・特徴・恋愛・適職・有名人など【六十干支】【四柱推命】

真夏の海

六十干支のひとつ「壬午」について解説していきます。

「壬午」
日干支が「壬午」の性格・特徴
日干支が「壬午」の恋愛・結婚
日干支が「壬午」の適職
日干支が「壬午」の有名人

「壬午」

光輝く海

読み方	みずのえうま、じんすいのうま
干支番号	１９
天干	壬(=海、大河)
地支	午(=真夏、火)
象徴	真夏の海、光輝く海など
十二運	胎
空亡	申酉
納音	楊柳木
異常干支(算命学)	暗合異常干支
三業干支(算命学)	－
その他	－

日干支が「壬午」の性格・特徴

「壬午」の性格・特徴をわかりやすくまとめると…

point

マイペースな気分屋
刺激を求める
推理力が高い
クールに見えるユニークなお人好し
アップダウンが激しい

マイペースな気分屋

知性の象徴で、海などの大きな水の集まりを表す「壬」と、強い火や真夏を表すことから、行動力や明朗さを意味する「午」。その要素を併せもった「壬午」は、水と火という最も異なる性質を組み合わせた“真夏の海”に例えられ、マイペースな気分屋になるのが特徴になります。

太陽に照らされた真夏の海はキラキラと輝き、明るさと爽快さ、スケールの大きさを感じさせます。それと同じように「壬午」の人も、おっとりとした明るいキャラクターで人目を惹く存在感があり、独特のオーラを纏っています。人と一緒や、群れることを嫌うので、自分の好きなように行動する“マイペースな人”ですが、天真爛漫で素直な人柄や、初対面の人ともすぐに打ち解けられる社交性から多くの人と交流できるでしょう。ただ、“相反する性質を同時にもった干支”なので、熱しやすくて冷めやすい部分があり、急に落ち込んだり、怒ったりと気分の波が激しいです。

刺激を求める

人と一緒や人の真似をするということを嫌う「壬午」は、面白い事が大好きで“刺激を求める”のも特徴です。世間の常識や規則、束縛なども嫌う傾向にあり、やりたいと思ったものには一直線に突き進んでいき、自由と変化を求めます。結果的に、既存には存在しない自己流を築き上げられることもあるでしょう。

また、チャレンジ精神旺盛な「壬午」は、リスキーな事にも平気で飛び込むところがあります。刺激のない平凡な毎日が耐えられず、気分の赴くままに自ら刺激のある環境に向かうことも。中には、お酒やギャンブルなどで刺激を求める人もいるため、その場合は注意が必要です。

推理力が高い

刺激や変化を求める「壬午」は、まだ誰も知らないような出来事や、解明されていないような出来事というものに興味を抱きやすい人です。探求心が強いうえに、頭の回転が速い頭脳明晰な人なので、一人で問題を解決したり、興味をもった事などを推理するのが得意です。

それに、奇人変人や天才ともいわれる「暗合異常干支」に該当し、その中でも二番目に異常性、霊感が強いといわれる「壬午」。夢から情報を得たり、会ったばかりの人の人となりが何となく分かる、といった不思議な能力を発揮することも。頭の良さと鋭い直感力をもち合わせ、それにユニークで独特な発想もするので、何でもこなせる“多芸多才な人”が多いといわれています。

クールに見えるユニークなお人好し

「壬午」は、常識や世間体、他人の目などを気にせずに、自分のやりたい事を突き進んでいく人です。他人にペースを乱されたり、同調するのを嫌うので単独行動を好みますし、明るい反面神経質なので、大勢の人たちと騒ぎ立てるよりも、一人の時間を大切にするタイプです。そのため、クールで取っ付きにくい印象を人に与えやすく、媚びたところの無い正直者なので無愛想に思われることもあるでしょう。

しかし、そんなクールで近寄りがたい印象であったとしても、本当の「壬午」は、情の深いユニークな人です。付き合いが深くなるにつれ、そういった面が表れ、一度信頼関係ができれば揺らぐことはないでしょう。人とは違うそのユーモアに富んだ独特な発想力で、周りを楽しませることもあります。ただ、人から頼まれ事をされると断れない“お人好し”な部分があるため、利用されないよう注意が必要です。

アップダウンが激しい

「壬午」は、飄々とした雰囲気をもった明るくてユニークな人が多いのですが、実は内面は神経質で不安定なところがあります。気分が乗ってる時には、前向きな気持ちで活発に行動し、興味をもったものへ熱中していますが、気分が落ちると、一転して憂鬱になったり、冷めてしまいます。正直な人なので喜怒哀楽がそのまま表れ、その感情の起伏の激しさで、時に周囲を振り回してしまうことがあるでしょう。

また、「暗合異常干支」に該当する「壬午」は、精神面に異常性が表れやすいとされています。家庭が波乱であれば持ち前の解決力を発揮しますが、平和な家庭であれば自ら問題を起こすとも。刺激や自由を求める「壬午」は、平凡な毎日や人と同じというのを嫌うため、異性トラブルなどを起こしやすく、人生は何かと波乱になりやすいでしょう。でも、生活するのには困らないほどの金運には恵まれており、不思議な運に守られているともいわれています。なので、良い時と悪い時との差が激しく、人生も本人の気性と同じく“アップダウンが激しい”です。ただ持久力には欠けますが、根は真面目で、多方面で活躍できる器用さを備えているため、継続することを意識できるといいでしょう。また、気分的な面や言葉足らずなところで誤解されやすいので、常に笑顔を心掛けるなど印象を良くするようにできると、人付き合いも運気的にも良くなります。

日干支が「壬午」の恋愛・結婚

独自の世界観をもったマイペースな「壬午」は、恋愛面でもその特徴は変わりません。自分の価値観、直感が一番なので、周りが何かアドバイスをしたとしても聞き入れることがなく、見た目や肩書きよりも、自分の事を理解してくれる相手や一緒にいてリラックスできる人と恋愛したいと考えています。好意をもつと積極的に行動し、交際に発展すれば、世話好きな人なので愛情深く相手に接するでしょう。ただ、元々が刺激を求める性格なので、軽はずみな行動に走りやすい部分には注意が必要です。

女性の場合は、陽気で大胆なキャラクターに見える、内気な人が多いです。楽しい事が大好きな無邪気な明るさが魅力で、男性に媚びを売るような性格でもありません。でも、本当は内気で気の小さいところがあり、時に嫉妬深くなってしまうことも。なので浮気は絶対許さないタイプです。結婚に関しては、「壬午」の女性の場合、別名「戦場の花嫁」と呼ばれ、家庭が波乱であれば解決力を発揮しますが、平和な家庭であれば自ら問題を起こすといわれています。それに束縛されるのが嫌いで、自分のやりたい事をしたい人なので、専業主婦にはあまり向いていません。ただ、家族への愛情は深いので、その点を理解してくれるような相手であれば、家庭を支える良き妻となるでしょう。タイプは、個性的な自分を受け入れてくれる寛大な人を好むようです。

男性の場合は、常識に縛られない飄々とした雰囲気をもつ人が多いです。人付き合いは苦手ですが、その独特の個性と優しさからモテやすく、恋多き人生を歩む可能性が高いです。形式にとらわれない独自の恋愛観をもち、好意をもてば相手に恋人がいようと突き進むことも。なので複数の相手と同時に交際することがあり、異性関係に注意が必要なタイプです。結婚も、浮気心を抑えることができれば、元々は良い妻に恵まれる運はもっているといわれています。自分のやりたい事を貫く、自由で行動的な人なので、それについていける人や束縛しない人を好むようです。

日干支が「壬午」の適職

自由気ままで型にはまった事を嫌う「壬午」は、世間一般の人とは一風変わった“独特な個性の持ち主”です。考え方や価値観も人とは異なり、誰も思い付かないようなユーモアに富んだアイデアが浮かぶので、その発想力と感性を活かせる仕事が適職です。画家や音楽家、作家などのクリエイティブな分野で活躍できる可能性が高く、美容師やスタイリストのような美的センスを問われるような仕事にも向いています。また、新商品を開発したり、イベントの企画を考えるような仕事も適職といえるでしょう。

マイペースで刺激的な事を好む「壬午」は、変化の激しい環境や、自由に働ける環境で能力を発揮しやすいタイプです。そのため、比較的自由に動ける運送業や、移動の激しい旅行関係などの仕事にも向いています。また、頭脳明晰で器用な人なので、専門的な知識や技術が必要とされるような仕事にも対応できますし、特殊な鋭い直感力と高い推理力を併せもつため、弁護士やコンサルタントのような仕事で、問題を解決することもできるでしょう。このように様々な分野で仕事をこなせる多芸多才な「壬午」ですが、その器用さゆえにやりたい事がなかなか定まらないことも。

逆に向いていないといえるのがルーティンワークや、接客などの仕事です。平凡を嫌う「壬午」は、同じ事をただ繰り返す単調な作業には耐え切れず、飽きてしまいます。それに本当は人付き合いが苦手で、感情の起伏の激しさが表に出やすいため、営業職なども向いていません。「壬午」は、自由な環境で自分のやりたい事、好きな事を極めて成功する人なので、組織に属したり、人と協力して行う仕事よりも、個人でできる仕事が合っています。根は真面目なところもあるので、継続することを心掛けられれば、名誉と地位を得ることもできるでしょう。