幸運に恵まれた“カリスマ”。ただ、その裏では不遇を経験している「斗宿」を解説していきます。
「斗宿」
和名：ひつきぼし インド名：ウッタラアーシャダー
象徴：斗(北斗七星、柄杓)・象の牙
四聖獣：玄武 星禽：カイチ
「斗宿」の性格・特徴
「斗宿」の性格・特徴をわかりやすくまとめると…
- シャイで口下手
- カリスマ性がある
- 穏やかそうに見えて二十七宿一の負けず嫌い
- 霊感が強い
- 若い頃に苦労するも“幸運の持ち主”
「斗宿」は、名誉運と財運、人気運に恵まれた「昴宿」次ぐ幸運の宿です。シャイで自己アピールは苦手ですが、独特な魅力や華やかなオーラをもっており、周囲からは自然とサポートされたり盛り立ててもらえます。しかも、その裏では地道に努力を重ねているので、カリスマ的な人気を得ることも少なくありません。
性格は、あからさまに勝ち気なタイプもいますが、大体はアクがなく穏やかで物静か。でも中身は忍耐強く、二十七宿一の“闘争心の持ち主”です。
斗には、闘(とう)や斗う(たたかう)という意味があり、そのうえ「磨宮」の影響もあるため、「斗宿」は人生で“戦い”が宿命づけられています。そのためかなりの負けず嫌いですが、他人に対しての競争心というより、自分との戦いが本質です。
「斗宿」は、ストイックで自分磨きを怠りませんが、相手によってはのんびりしてるように見られるので、馬鹿にされることもあります。でも実はしたたかで頭の回転も速いほう。冷徹ともいえる判断力をもっていますが、傍目にはわからないでしょう。
ただ、「斗宿」は環境で人生が左右されるタイプ。善良な人の中でなら、能力が発揮され人気と幸運も得ますが、嫉妬深い人やひねくれた人の中にいると、「斗宿」の良さが評価されず、未完の大器で終わってしまいます。なので、環境選びがとても重要になります。
元々「斗宿」は、幼少期から青年期にかけて不遇を重ねるといわれ、病気やいじめなど自分に罪のないことで苦しい経験をしやすいです。でも「斗宿」には、不屈の精神が備わっているのでいつかは苦難を脱し、乗り越えることができます。「北斗七星」の影響から、その経験が人々の道標となり、導くことにもなるでしょう。支えてくれる人たちへの感謝を忘れずにいれば、年齢を重ねるにつれて人望が厚くなり幸せな人生を送れます。
「斗宿」は、占いやスピリチュアルな事が好きだったり、霊感が強い人も多いらしい。
「斗宿」の恋愛・結婚
「斗宿」は、穏やかな奥手タイプがいる一方で、人を惹き付ける憧れの存在になるタイプもいます。ただ、仕事を優先することが多いため、恋愛とは縁遠くなりやすいでしょう。 また真面目な反面、意外と好色で、それが原因となって運を破ることがあるので要注意です。
男性の場合は、闘争心を内に秘めた温厚な人が多いです。どこか手を差し伸べたくなる雰囲気もあるでしょう。結婚後は、一途なので家庭をとても大切にしますが、どうしても仕事を優先してしまう傾向です。でもよき理解者を選べば安泰です。
女性の場合は、ピュアな雰囲気をもつ孤独に強いタイプです。勝ち気な部分さえ抑えられれば、友人から恋愛関係、そして結婚へとスムーズに進みますが、独りでも平気な人なので晩婚になることも。結婚後は、家庭に愛情を注ぎますが、仕事をしている場合はそちらに傾きがちです。でも理解のある配偶者なら安定します。また、玉の輿に乗る人もいます。
「斗宿」の健康
「斗宿」は、幼い頃は病弱傾向で、怪我や骨折をすることもあります。ですが、大人になるにつれて身体は丈夫になっていきます。
ただ、ストレスからくる胃潰瘍などの胃腸の病気には注意。また、過食に気を付けたほうがいいでしょう。
「斗宿」の有名人
阿久悠 上原浩治 内村光良(ウッチャンナンチャン) 遠藤憲一 北村匠海 ダルビッシュ有 TERU(GLAY) 徳川家康 中曽根康弘 羽田圭介 浜田雅功(ダウンタウン) 松下幸之助 森田剛 米津玄師 アルベルト・アインシュタイン ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト ジョニー・デップ ネイサン・チェン
阿木燿子 安倍なつみ 安室奈美恵 オノ・ヨーコ 大久保佳代子(オアシズ) 上白石萌歌 宜保愛子 小平奈緒 中山美穂 hitomi 藤田ニコル 松下由樹 南野陽子 森星 アデル エマ・ワトソン ナオミ・キャンベル
おまけ(個人的見解)
「斗宿」は、ほとんどが穏やかで優しそうな人が多い印象です。基本的には人畜無害な感じですが、たまに負けず嫌いな顔も見え隠れしてたりするので、やはり闘争心は強いのでしょう。また、有名人でも一般人でも過去に苦労を経験している人が多いですね。
