タイトルの通り、「美少女戦士セーラームーン」に出てくるキャラクターを「宿曜占星術」にあてはめてみました。
90年代に放送されていた「美少女戦士セーラームーン」を想定しています。
また、実際の生年月日でなく、イメージと独断で決めているのでその点はご了承ください。
- セーラームーン/月野うさぎ
- セーラーマーキュリー/水野亜美
- セーラーマーズ/火野レイ
- セーラージュピター/木野まこと
- セーラーヴィーナス/愛野美奈子
- セーラーちびムーン/ちびうさ
- セーラーウラヌス/天王はるか
- セーラーネプチューン/海王みちる
- セーラープルート/冥王せつな
- セーラーサターン/土萠ほたる
セーラームーン/月野うさぎ
本作品の主人公であり、とても有名な決めゼリフ「月に代わっておしおきよ!」でお馴染みの「セーラームーン」。月を守護星にもつ、愛と正義の戦士です。性格は少しドジで泣き虫ですが、優しくて友達想いの少女です。
そんな「セーラームーン」の宿曜は…
「昴宿」!
「セーラームーン」こと「月野うさぎ」は、勉強もスポーツも苦手で、朝寝坊や遅刻は日常茶飯事。その度にママや先生に叱られて、廊下に立たされたりしています。対して「昴宿」は、品のある真面目な優等生タイプが多いとされる宿。一見、真逆のように思われますが、実は実際の「昴宿」に特徴が似ています。双方とも普段は少しドジで、ちょっぴり個性的でユニーク。喜怒哀楽が激しくて子供っぽいところがあります。でも頭はわるくないので、きちんと勉強すればそれなりの学校に行ける、いわゆるやればできるタイプです。
また、「昴宿」は品のある雰囲気からお嬢様、お姫様的なイメージももたれる宿。「セーラームーン」も、前世でも未来でも「プリンセス」、「クイーン」として君臨しています。そのため、どちらもふざけたり、おちゃらけていても、根が上品なので下品になりません。心が善良で、愛と正義のために戦う部分も重なります。敵や宇宙人、同級生からも好かれやすい「セーラームーン」ですが、「昴宿」も似たような傾向をもちます。また、「三大幸運宿」のひとつに数えられる「昴宿」は、たとえ困難やピンチに陥っても、運良く人に助けられる幸運さをもちます。「セーラームーン」も、数々のピンチに遭いますが、必ずといってタキシード仮面や他の戦士などによって助けられたり、最終的には敵に負けない幸運さがあります。
セーラーマーキュリー/水野亜美
二番目に仲間入りをした「セーラーマーキュリー」。水星を守護にもつ、水と知性の戦士です。心優しく、チームのブレーンとして活躍する、IQ300の頭脳をもった天才少女です。
そんな「セーラーマーキュリー」の宿曜は…
「軫宿」!
「セーラーマーキュリー」こと「水野亜美」は、いつも冷静で思慮深く、頭脳明晰な少女です。チェスと水泳が得意で、全国模試でも連続で一位を取れる“天才”です。「軫宿」も、とても器用な人が多く、的確かつスピーディーに仕事をこなせる賢さをもちます。そんな「セーラーマーキュリー」は、心優しい性格で、控えめで少し内気なところがあります。女性的で人当たりのいい「軫宿」も、親しまれやすい社交性がある一方で、嫌なことを押し付けられても強く言えない受け身なところがあります。物事を深く考え過ぎてしまう点も似ているといえるでしょう。
でも、双方とも周囲をよく観察している、冷静沈着な部分ももっています。几帳面で器用なうえ、不利にならないように立ち回れる要領のよさがあるため、参謀役、サポート役としてチームに欠かせない人物になります。ただそのぶん、口うるさい面もあります。「セーラーマーキュリー」も、「セーラームーン」たちを辛辣に批判することが時々見られます。また、意外な裏の顔をもつとされる「軫宿」ですが、「セーラーマーキュリー」も実はアイドルのファンクラブにいち早く入会していたなど意外性があります。そして、宿曜の中で“最弱”とされてる「軫宿」。「セーラーマーキュリー」も、初期は唯一戦士の中で攻撃技がなく、お世辞にも強い戦士とは言えませんでした。しかし、初期シリーズの最終戦で、自分の攻撃力の低さを自覚していながら、敵の幻影の源をコンピューターで命懸けで打ち砕きました。「軫宿」も、自分の弱さを知っているからこその強さがあります。
セーラーマーズ/火野レイ
三番目に仲間入りをした「セーラーマーズ」。火星を守護にもつ、炎と戦いの戦士です。アニメ版では少々意地悪で怒りっぽい性格でした。神社の巫女でもある霊感少女です。
そんな「セーラーマーズ」の宿曜は…
「婁宿」!
「セーラーマーズ」こと「火野レイ」は、お嬢様学校に通いながら、宮司である祖父の手伝いで巫女の仕事も勤めるしっかり者の少女です。頭がよくて責任感が強い、大人びた雰囲気をもちます。「婁宿」も、賢くて自立心の強い人が多く、とてもしっかりしています。「婁宿」は、何事にも器用で、オールマイティーに活躍できる能力をもちますが、「セーラーマーズ」も漫画やアニメに詳しかったり、歌が上手かったり、戦いの中でも炎を操るほかにお札を使うなど、マルチに活躍しています。また、霊能力の持ち主で、いち早く妖気を感じ取ったりしますが、「婁宿」も勘が鋭く、物事や相手の本質を見抜くとされています。
黒髪のストレートロングで、神秘的な美しさをもつ「セーラーマーズ」ですが、「婁宿」の女性も細めの美人が多いとされています。ただ、性格はドライな反面、勝ち気で負けず嫌い。理屈っぽくて、一言多い皮肉屋です。「セーラーマーズ」も少々短気で高飛車な性格。アニメ版ではよく、その怒りっぽさから「セーラームーン」と喧嘩しています。でも「婁宿」は、困ってる人は放っておけない、優しくて世話焼きな一面もあります。「セーラーマーズ」もおじいちゃんや後輩への面倒見のよさがあり、いつもは喧嘩ばかりの「セーラームーン」のことも一番に気に掛ける優しさがあります。また、「セーラーマーズ」は原作では若干男嫌いの気があり、アニメ版でも恋愛に一途で積極的な面がある一方、素直になれず照れてしまうところがあります。「婁宿」も、好きになった相手には情熱的で一途な面を見せますが、一人のほうが気楽で独身を貫いたり、男嫌いの気をもつ人もいます。
セーラージュピター/木野まこと
四番目に仲間入りをした「セーラージュピター」。木星を守護にもつ、雷と保護の戦士です。男勝りな反面、一番乙女チックでもある怪力少女です。
そんな「セーラージュピター」の宿曜は…
「箕宿」!
「セーラージュピター」こと「木野まこと」は、ピンクの薔薇のピアスを耳につけた、高身長で大人っぽい容姿の少女。かなりの怪力の持ち主で、喧嘩が強く、ヤンキー口調で話します。敵や悪人には高圧的な態度も見せますが、普段は陽気で細かなフォローもできる優しい姉御肌です。「箕宿」も「ヤクザ星」のひとつなので、短気で喧嘩っ早く、怖いもの知らず。でも、カラッとした明るさがあり、頼ってくる相手には時にリスクがあっても助けにいく、情に厚い親分肌なところがあります。
些細なことで対立することもある「セーラージュピター」ですが、実は戦士の中で一番“乙女チック”。料理や裁縫など家事全般が得意な家庭的な面をもちます。「箕宿」も、ストレートな性格なので人との衝突が多いのですが、仕事も家事も両方こなせる家庭的な面があります。また、「箕宿」は“辛苦に耐える”といわれ、陽気な姿とは裏腹に苦労の多い宿。「セーラージュピター」も、原作だと両親を飛行機事故で亡くした影響で、飛行機が苦手です。ですが、普段は明るく、そのような過去は微塵も感じさせません。アニメ版では惚れっぽく、カッコいい人を見ると「失恋した先輩にそっくり…」と、すぐ恋に落ちてしまうのを繰り返していますが、「箕宿」も熱しやすくて冷めやすく、積極的に行動するので恋愛経験は豊富です。
セーラーヴィーナス/愛野美奈子
「セーラーV」として、他の戦士よりも早くに活動していた「セーラーヴィーナス」。金星を守護にもつ、愛と美貌の戦士です。チームのリーダーですが、たまにドジな面も描かれる、明るい少女です。
そんな「セーラーヴィーナス」の宿曜は…
「角宿」!
「セーラーヴィーナス」こと「愛野美奈子」は、頭につけた大きな赤いリボンが特徴的な明るくて活発な少女。他の戦士よりも早くに覚醒していて、当初はしっかりしたお姉さん的存在でした。しかし、段々と「セーラームーン」と同じぐらいのドジな本性が表れ、ことわざを言い間違えたり、ギャグを言うなど、お調子者でコミカルな存在に変わりました。「角宿」も、爽やかで明るく、一見真面目な優等生タイプに見られます。でも、本性は面白いことが大好きな遊び好き。飾り気がなく、ユーモアのある話し方をするので周囲からの人気は高いです。「セーラーヴィーナス」も「セーラーV」として、ゲームやアニメが作られるなどアイドル的人気があります。
「セーラーヴィーナス」は、勉強は苦手ですが、部屋には手作りのぬいぐるみがあったり、運動神経が抜群で高い場所へジャンプしたり、バレーボール部にも所属しているなど、器用さがうかがえます。「角宿」も、何かと器用で、趣味や仕事に活かせばその道の第一人者になれるほどです。また、「セーラーヴィーナス」は、姉のように慕っていた人物に恋人を取られたり、好意を寄せていた同級生に彼女がいたなど、悲恋を経験しやすい人物です。でもその反面、大学生に化けた敵に二股をかけたりするなど気の多い一面も。遊び好きでモテる「角宿」も、恋愛経験豊富で、浮気心が出てきて一人では収まらないことがあります。
セーラーちびムーン/ちびうさ
未来からやってきた、「セーラームーン」と「タキシード仮面」の娘「セーラーちびムーン」。「セーラームーン」と同じく月を守護にもちます。セーラー戦士としてはまだ見習いですが、未来のプリンセスです。
そんな「セーラーちびムーン」の宿曜は…
「虚宿」!
「セーラーちびムーン」こと「ちびうさ」は、ピンク髪のツインテールが特徴的な小さな女の子。当初は、寂しさの裏返しからワガママでませていましたが、シリーズを重ねるにつれ、素直で優しい性格に変わりました。「虚宿」も感受性が鋭く、相反する性格を同時にもつため心の中がとても複雑です。プライドも高いため、時にワガママで生意気な態度を取りますが、苦労や年を重ねた後は丸くなります。また、「虚宿」は「大将星」のひとつで、生まれつき人の上に立てる力量と知的な上品さを備えた宿。「セーラーちびムーン」も頭がよく、しっかりしていて、未来のプリンセスでもあるため上品な雰囲気があります。
「セーラーちびムーン」は、未来の母親である「セーラームーン」とよく喧嘩をしたり、未来の父親である「タキシード仮面」を取り合っていますが、「虚宿」も短気で嫉妬深いです。また、当初「セーラーちびムーン」は、自らの行動で敵が未来に侵入してしまったのを、「私は悪くない」と言いつつ、負い目を感じていました。そして、アニメ版では「自分は孤独で誰からも愛されていなかった」と敵に洗脳され、ダークサイドに落ちてしまったことがあります。「虚宿」も繊細で、大きすぎる理想と現実での差から裏街道へ歩んでしまうことがあります。他人に騙されやすく、根は善良ですが時に悪事を企むことも。でも、「セーラーちびムーン」は友達思いで、白馬の王子様を信じているなどとてもピュアな心の持ち主。「虚宿」も、現実的な反面、夢が大きくロマンチストなところがあります。
セーラーウラヌス/天王はるか
シリーズ三作目から登場した「セーラーウラヌス」。天王星を守護にもつ、天空と飛翔の戦士です。原作では、男性と女性両方の性をもち、アニメ版では男装の麗人として描かれています。いつも「セーラーネプチューン」と共に行動しています。
そんな「セーラーウラヌス」の宿曜は…
「室宿」!
「セーラーウラヌス」こと「天王はるか」は、スラッとした長身で、アニメ版では少年のような高校生の少女。普段は男性用の服を着ていて、一人称も「僕」。クールで気まま、キザっぽい性格です。「室宿」も、行動や言動が大胆でインパクトのある存在感があります。自分が特別な存在、という自負もあるため、常に自信に溢れたナルシストで自分本位な性格です。スポーツ万能な「セーラーウラヌス」は、陸上選手として賞を総なめしたり、未成年ながらヘリコプターやバイク、スポーツカーを運転する“天才レーサー”でもあります。「室宿」も、人知れず努力を重ねる実力者で、大成することが可能な大物感のある宿です。
「セーラーウラヌス」は、恋人関係である「セーラーネプチューン」といつも行動を共にしていて、高級マンションで同棲しています。他の女性をナンパすることも時々あるものの、「セーラーネプチューン」に一途です。「室宿」も、他人の目を気にしない性格で、本音を明かせる相手は限られています。また、当初「セーラーウラヌス」は、世界を救うためには、自分の手を汚すことを覚悟し、手段は問わない決意をしていました。強情なところもあるため、「セーラームーン」の全ての人を守りたい、と訴える姿勢に強く反発し、変身ブローチを奪ってしまうことがありました。「室宿」も、怒りっぽくて強情。相手の気持ちに配慮しない部分があり、キレイごとを嫌います。また、「室宿」は、自分が悪役になってしまうのに抵抗があまりありませんが、「セーラーウラヌス」も最終戦ではあえて敵側に回り、地球を守ろうとしました。
セーラーネプチューン/海王みちる
「セーラーウラヌス」といつも行動を共にしている「セーラーネプチューン」。海王星を守護にもつ、深海と抱擁の戦士です。知的で気品があり、ヴァイオリニストでもある才女です。
そんな「セーラーネプチューン」の宿曜は…
「壁宿」!
「セーラーネプチューン」こと「海王みちる」は、青緑色の海のようなウェーブヘアが特徴の高校生の少女。知的で気品に溢れ、年齢の割にかなり大人っぽいです。水泳が得意で、個展を開くほどの画家でもあり、有名なヴァイオリニストでもあるという才女でもあります。「壁宿」は、何事にも慎重で着実性を重視するので、真面目で堅実な宿です。しかし、視点や発想が独特なので芸術的な才能をもっています。
「セーラーネプチューン」は、一歩下がりながらも、恋人でもある「セーラーウラヌス」を支える芯の強い戦士です。「壁宿」も、雨風から建物の壁が人々を守るように、献身的に人を支えられる縁の下の力持ち的存在です。でも、「壁宿」は、実はかなりの変人で意外と遊び好き。そして、人間嫌い。人との間に壁を隔てたり、気に入らない相手は排除するドライな部分も。「セーラーネプチューン」も、「セーラーウラヌス」と共に使命のためなら、自らの手を汚すことも厭わないという姿勢をとっています。また、敵に人質にされた「セーラーウラヌス」と世界、どちらを守るのか選択を迫られた際には即座に「セーラーウラヌス」を選んでいます。その際、「はるかのいない世界なんて、守ってもしょうがないじゃない」と答えているため、「セーラーウラヌス」とそれ以外の人ではかなりの壁がありそうです。また、ヴァイオリンにレモンを乗せながら弾くのが得意なようで、案外遊び心がある人物なのかもしれません。でも、冷酷な人物ではなく、のちに赤ちゃんに転生した「セーラーサターン」を母親のようにお世話しています。「壁宿」も、ボランティア好きで人に尽くすことで幸せを感じられる人です。
セーラープルート/冥王せつな
シリーズ二作目から登場した「セーラープルート」。冥王星を守護にもつ、時空と変革の戦士です。過去と未来を繋ぐ「時空の扉」の孤独な番人で、謎の多い人物です。
そんな「セーラープルート」の宿曜は…
「女宿」!
「セーラープルート」こと「冥王せつな」は、背が高く、褐色の肌とお団子をハーフアップにした長い黒髪が特徴。クロノスの血を引く、過去と未来を繋ぐ「時空の扉」の孤独な門番で、ミステリアスな雰囲気を纏っています。“陰の星”である「女宿」も、陰のある人が多く、落ち着いた雰囲気をもっています。とても堅実で、ルールや秩序はきちんと守る真面目な宿です。「セーラープルート」も、常に丁寧な敬語を使う真面目な印象があり、門番のルールを何世紀に渡って守り、一人で時空の扉を永遠に守っています。
穏やかな人柄の「セーラープルート」は、「セーラーちびムーン」から「プー」と呼ばれるほど親しまれ、とても大切に想っています。「女宿」も、細やかで優しい気配りができるので、家庭でも仕事でも頼りにされる存在です。でも、「女宿」は元来争い事をおさめる調停役を担いますが、揉め事を吹っ掛けられることが多くトラブルに巻き込まれがち。「セーラープルート」も、アニメ版で「あなたはいつも私をてこずらせてばかり」と「セーラームーン」に話しているので、トラブルに巻き込まれることは多そうです。しかし、「女宿」自身も中身は相当激しいので、争いになれば徹底とした攻撃に出ます。現実世界を知り尽くす「女宿」は、裏世界のボスともいわれ、底知れぬ力や凄みで人から恐れられ、秩序を乱す者や敵だと思った相手を排除します。時空の番人である「セーラープルート」も、いざというときは、決して破ってはいけないという、時間停止のタブーを命懸けで破る、敵にしてみれば恐ろしい力をもっています。
セーラーサターン/土萠ほたる
最後のセーラー戦士である「セーラーサターン」。沈黙の星・土星を守護にもつ、破滅と誕生の戦士です。病弱で大人しい女の子ですが、星を破壊してしまうほどの強大な力をもちます。
そんな「セーラーサターン」の宿曜は…
「斗宿」!
「セーラーサターン」こと「土萠ほたる」は、黒髪のおかっぱ姿で、どこか儚げな印象の女の子。当初は父親が理事長を務める、小中高一貫の私立学園の初等部の6年生でした。身体が病弱で大人しい印象ですが、優しくて人を癒やす不思議な力を持っています。「斗宿」も、幼少期に病弱な傾向があり、穏やかで物静かな人が多いです。シャイで霊感が強い宿でもあります。また、「斗宿」は、幼少期から青年期にかけ、不遇を重ねるといわれ、病気やいじめなどの辛く苦しい経験をするとされます。「セーラーサターン」も、原作では幼くして火災事故に巻き込まれ、母親を亡くし自身も瀕死の重傷を負っています。アニメ版では、研究所の爆発に巻き込まれ、父親と共に敵に乗っ取られてしまいます。友人関係も上手く行かず、同居している秘書兼助手には辛く当たられています。
でも、「セーラーサターン」は結構気は強く、刃向かう描写も描かれています。「斗宿」も、負けん気はかなり強く、したたか。戦いが宿命づけられていて、特に自分との戦いがメインです。「セーラーサターン」も、敵に身体を乗っ取られている一方、破滅の戦士でもあったため「セーラーウラヌス」たちにも命を狙われていましたが、父親と「セーラーちびムーン」を守ろうとする強い気持ちで敵に打ち克つことができました。滅びの力を使ったため、命を落としそうになりましたが「セーラームーン」に救われ、赤ちゃんへと転生しました。本来幸運の宿である「斗宿」も、本当に窮地に陥った際には、救いの手が差し伸べられる幸運さがあります。「セーラーサターン」は成長後、天真爛漫な性格になり、幼くして一般相対性理論を理解するなど並外れた頭脳の良さが見せています。「斗宿」も頭の回転が速く、カリスマ性があります。